『人生は時間をかけて自分を愛する旅』 byフジコ・ヘミング

少し前ですが、楽しみにしていたドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミングの時間』を恵比寿にて観てきました。


ピアニスト フジコ・ヘミングさんのピアノが流れると、その音色にただただ涙が溢れました。。

リストやドビュッシーなど大好きな曲が流れ、フジコさんの美意識の高さと音に感銘を受け、そして映画冒頭の【人生は時間をかけて自分を愛する旅】ということばが映画を観終わった後もピアノの音色とともにずーっと脳裏から離れませんでした。




【人生は時間をかけて自分を愛する旅】

それはヨガにおける生き方にも通じます。

自分とは心や身体としての自分ではなく、【本来の魂である自分】=アートマンのこと。

ヨガや瞑想はその本来の自己に戻るための生き方です。

そして、ヨガのプラクティスの積み重ねは自分をよく知るツールでもあります。


陰ヨガは表面的なアーサナ(坐法・ポーズ)の形にとらわれるよりもご自身のこころとからだに意識を向け内観すること=「今、ここ」に在ること、そして「何かを得ようとすることを手放していく」ことがとても大切だと思います。

もちろん、陰ヨガのポーズのなかでは「ターゲットエリア」へのストレッチ、刺激がある場所を探していくことが大切ですが、時間をかけて筋肉を弛緩させていくなかでは得たい感覚ばかりが訪れることはありません。。

からだにもこころにも様々な反応が起こり、痛みが訪れることもあります。


「何かを得たい」というこころを手放して、「今、起きていること」と共にいること。

毎日違うこころとからだに気づいていく時間はよく自分を知る方法でもあり、自分自身を尊重することにつながります。


そして、プラクティスのなかでとてもとても大切なことは素直で在ること。

マインドでジャッジせず、あるがままを観ること、そして受け入れることは人生でもとても重要な姿勢だと思います。


ヨガの生き方はその姿勢を養い、時間をかけて自分や世界を知り、本来のままの自分と世界を愛する旅。。そう思います。